『県庁の星』
2006年 東宝
監督: 西谷弘
原作: 桂望実 『県庁の星』(小学館刊)
脚本: 佐藤信介
音楽: 松谷卓
出演: 織田裕二 (野村聡)
柴咲コウ (二宮あき)
佐々木蔵之介/和田聰宏/井川比佐志/益岡徹
紺野まひる/奥貫薫/ベンガル/矢島健一
酒井和歌子/石坂浩二
「政治は人の上に人を作り、人の下に人をつくる」が信条の主人公が
人の下に立つことで、自分の意識を改革するまでのお話・・・
こういうのって、なにもお役人や
政治家さんたちばかりのことじゃないよねぇ(笑)
それに、家庭環境や生活様式、学力や知識量によって
住み分けされてくるのは仕方ないから、
すべての人の気持ちを理解するのは難しいことだなぁと・・・
何かを人のためにしてあげると思った時には
もう人の上に立っているんじゃないかなぁ。
まぁ、しょうがないことだなぁ・・・諦めてる気持ちがいけない?(苦笑)
映画には関係ないけど、昨晩NHKの「その時歴史が動いた」で
廃藩置県について放送されてましたが、
凄いタイミングだなぁと感心しました。
藩という地方の一種独立していたものを、ひとつの国に纏め上げ、
今日まで来た日本だけど、今また、地方で・・・。
県庁さんも大変だ!
本当の意味での“前向き”で考えてもらいたいものです(笑)
確かにここは日本という国だけど、
住んで生活しているのは“地方であるこの場所”なのだから、
“地方であるこの場所”が好い所でなくちゃねっ♪
内容的には、織田くんが出てなければ観なかったかも(^^;)
スーパーの描写にも役人たちの雰囲気にも、
あるよね~!って思えることばかりでそれなりに共感できるけど
何を今更~って思ってしまうところも多々あって・・・
どっちかって言うと、いつも行っているスーパーのお話より
県庁内部の一般人には理解できないような
県庁の常識(笑)を描いてくれた方が面白かったのでは?
お目当ての織田くん♪いつもの正義感あふれる役のうえに、
青島くんと相対するようなキャリアの役で面白かったです。
結果がすぐ出ないような大きな相手を敵に(?)してるあたり、
織田くんらしい(^0^)/~
脇もなかなかで、
益岡徹さんの個性的なキャラにはいつも感動!
店長役の井川比佐志さん、やるときゃやるねぇ~。
知事役の酒井和歌子さん、見事な知事さんでした・・・やられたよ(笑)
この記事へのコメント
空
原作のイメージとピッタリかも・・・。
もう少し、丁寧に描いて欲しかった気もしますが・・・。
無理して(?)デートムービーにする必要はあったのかな・・・とも思います。
面白かったけど、ちょっと残念・・・そんな映画でした。
ひらで~
TB&コメントありがとう!
原作は未読なので
近いうちに読んでみたいです。
無理して(?)デートムービーにしたあたりに
この映画の弱さが出ちゃったような(笑)
グリーン茶
今の理不尽な?会社ルールを変だな・・・と思っても、改革するのは難しい。まあ家庭内のルールもそうかもしれませんが・・・(~_~;)ダンナからみたら鬼嫁とか~、ジジ・ババの常識とか~。まずは「エスプレッソ」から改革ですかネ♪
柴咲さんは「眼」が最高。私っていつも後で気づくんですよね~。彼女の眼をみながら聞くと深みが増します。2007年の「どろろ」役の撮影シーンをテレビで見ました。う~ん、こんな柴咲さんもイイ!ツマブキサンとのダブル主演、今から楽しみです(*^。^*)
ひらで~
コメント、ありがとう!
家庭内の常識ほど非常識なものは
ないですね(笑)
我が家の場合は有無を言わせず
私が常識(大笑)周りは大変です・・・
グリーン茶さんも、めげずに
家庭内の改革をがんばってください!
まぁ、常識・非常識って
違うものを見ない限りは
感じませんからね~
いろんな世界を知るのがやっぱり
第一歩なんでしょうね・・・
大体、コーヒーじゃなくて
エスプレッソがああやって
飲まれているなんてこと自体
ビックリでしたから・・・
世の中、まだまだ知られざる世界が
身近にあるというものですね。
柴咲さんの「目」、大きいですね~!
『どろろ』も期待♪