
『アンディ・ラウの 麻雀大将』
嚦咕嚦咕新年財 FAT CHOI SPIRIT
2002年香港
監督: ジョニー・トゥ[杜琪峰]
ワイ・カーファイ[韋家輝]
脚本: ワイ・カーファイ/ヤウ・ナイホイ[游乃海]
オー・キンイー[歐健児]
音楽: レイモンド・ウォン[黄英華]
主題歌: アンディ・ラウ[劉德華]“大勝無限番”
出演: アンディ・ラウ
ルイス・クー[古天樂]
ラウ・チンワン[劉青雲]
ジジ・リョン[梁詠琪]
チェリー・イン[應采兒]
麻雀仲間から“麻雀大将[麻將大俠]“と呼ばれ親しまれる德華(タクワー)。
実は数年前に彼の賭け麻雀による巨額の借金のせいで家族は家を奪われ
それが元で弟の天樂(ティンロ)とは不仲になり、母親は痴呆症となっていた。
そのうえ、短気ですぐに癇癪をおこす元恋人の詠琪(ウィンケイ)が
よりを戻そうと彼につきまとっていた。
ある日、天樂は麻雀のゲーム開発のため訪れたはずが
雀荘のオーナーと息子青雲(チンワン)のカモにされ、
身包みはがされてしまう。
德華は弟の敵を打つために立ち向かうが・・・。
中身を観るまで知らなかったのですが、
香港ならではのおめでたい旧正月用の映画でした♪
そうとなれば、細かいことは気にせずに、楽しむのが正解(笑)
とはいえ、麻雀は実はあまり知らない(^^;)
まぁ少しぐらいは・・・ゲームならできるくらい。
まして、香港の麻雀はやったことない(笑)ので、
観ていて???な、ところもチラホラと・・・花牌って?
でも、次何を待ってるのかぐらいはわかったので、
まぁ、そこそこ楽しめました・・・ご飯粒ネタには大笑い!
最後の戦い(?)も、なんだか緊張して、来た~!って感じ(笑)
香港の牌は日本のと比べると大きくて使いやすそう・・・
麻雀自体のイメージも明るいし、やってみたいなぁ♪
でも、賭け麻雀は嫌だな(笑)やっぱり、ゲームで我慢しよっ!
さてさて、華仔♪爽やかで好いですね~。
牌を持つ手もカッコいい!特に中盤、ツキがなくなって
大負けしてしまうあたりの表情がたまりません♪(←ヘタレ好きっ!)
負けても爽やかな負け方・・・旧正月ですから負けても控えめな表現。
そして、ラストの真っ赤な長衫(チョンサン)に身を包んだ華仔♪
裾をさばく姿がなんともおめでたい!・・・と言う私がおめでたいのか?
それに対して、敵役の劉青雲・・・こちらもおめでたいほど情けないけど、
なんだか可愛いキャラクター(笑)
人のものになると思うと欲しくなる!まんま、子どもなのが可笑しい!
そして、彼らに負けじと個性的な女優陣・・・
香港の女優さんはここまでやる?って心配してしまうほどのことを
平気(?)でやってのけるので凄いなぁといつも感心してしまいます。
それにしても、よくもこれが日本で発売されたものだと感心しました。
香港の習慣とかわからないと、意味不明なところが多いんじゃないかな?
麻雀もやり方違うのに・・・アメリカ方式があるなんて初めて知ったよ・・・。
まして、最後の赤い衣装とか發牌とか???だよね~(笑)
私も詳しくないのですが、多分・・・赤はおめでたい色ということで、
發は‘發財’=「お金を儲ける」「金持ちになる」というような意味から、
持ち牌の中にあって、みんな勝ちってことじゃぁないかと・・・
香港文化に詳しい人がいたら聞いてみよう!
ついでに・・・
エンディングの華仔が唄う“大勝無限番”は
黄飛鴻のテーマ曲としてお馴染みの(?)“男兒當自強”と同じメロディだ・・・。
アンディ・ラウの麻雀大将 [DVD]
この記事へのコメント
ゆうこ
けっこう、ファンになりたてに見て、香港って、いいところだなぁと、思った映画です。
麻雀、まだ覚えていないけれど・・・。
ひらで~
こちらこそ
ありがとうございました。
私はゆうこさんのブログを読んで、
香港映画って好いなぁ~って
改めて思いました♪
そして、また香港へ
行きたいな~!とも・・・。