テイキング・ライブス

予定では『高慢と偏見』を観に行こうと思っていたのですが、
上映時間が午後からしかなくて、娘たちの下校時間までには
間に合わないので諦めて、家で『テイキング・ライブス』を鑑賞しました。
『テイキング・ライブス』 TAKING LIVES
2004年 アメリカ・カナダ
監督: D・J・カルーソー 
原作: マイケル・パイ  『人生を盗む男』(徳間書店刊)
脚本: ジョン・ボーケンキャンプ 
音楽: フィリップ・グラス 
出演: アンジェリーナ・ジョリー (イリアナ・スコット捜査官)
     イーサン・ホーク (コスタ)
     チェッキー・カリョ (レクレア警部)
     オリヴィエ・マルティネス (パーケット刑事)
     ジャン=ユーグ・アングラード (デュバル刑事)
     キーファー・サザーランド (ハート)
     ジーナ・ローランズ (アッシャー夫人)
カナダ・モントリオールの工事現場で地中から死体が発見された。
地元警察はFBIに捜査協力を要請し、
女性特別捜査官イリアナ・スコットが派遣されてきた。
彼女はプロファイルで犯人の分析をするが、捜査の途中で
新たな殺人事件が発生。今回は目撃者・コスタがいた。
彼の証言から犯人を特定したが・・・。

出演者は誰をしても私的にオイシイ方々ばかり(笑)
公開時に観たかったのですが、上映が夕方からしかなかったので
諦めてしまっていた一本です・・地方はこれだから悲しい(^^;)
お話よりこの出演者!
アンジーはともかく、アメリカでの彼らの評価・扱いはわかりませんが
私的には十分すぎるくらい豪華メンバー♪
ただ、アンジー1人に対して、5人の好い男たちを持ってしても
太刀打ち出来んかったようで・・・アンジー、恐るべし!

以下ネタばれ・・・犯人、知りたくない人は読んじゃダメよ。
内容的に暗いせいもあってか作品自体の評価は高くなくて
話題も少なかったようですが、悪くない出来だと思いました・・・
あ~、でも、贔屓目に見てるのは否めないですね(笑)
お話は、すぐ、犯人が判ってしまうように作られているのね。
出演者見てもすぐにわかるけど(笑)
その犯人がいつ正体をどのように現していくか?、
いつイリアナ(アンジー)たちが気がつくか?というのが、楽しみな映画です。
動機にしても、ありきたりなのでそれほど目新しくは感じないのですが、
ラストがアンジーらしいです・・・このあたりはまんまと騙されました。
そもそも、テイキング・ライブスというのは
“人生を乗っ取り本人に成りすますこと”なのだそうで、
犯人がしていたことなのですが、このラストはそれが逆転してるのね。
ところで、冒頭、
イリアナが死体があったところに寝転んでいるシーンがあって
「アンフェア」みたいだ~って、思いましたが
この作品の方が先なんですよね?
プロファイリングではよくする捜査法なのでしょうか?
・・・んな、わけないか(笑)

さてさて、お目当てのいい男たち・・・
まずは警察組から・・・フランス3人組♪
チェッキー・カリョはなんだか珍しく善人(笑)
笑ってる場合じゃないけど、渋い警部さんでイリアナとは
昔何かあった?と思わせるような良き理解者でした。
久々のジャン=ユーグ・アングラードは
おじさんになったね~(笑)しかも、疲れたおじさん・・・
こんな役もやるようになったのね・・・疲れていてもいい男は
いい男だね♪でも、途中退場なのね(><)
おじさんたちに対抗して、若さが売り(?)の
オリヴィエ・マルティネス♪今作の彼はカッコいいです。
もう少し、出番が多くてもよかったのに~!
例えば、アンジーに対抗意識丸出しで、最後はちょこっと惹かれて・・・
な~んて設定じゃぁベタすぎますね(笑)
でも、アンジーに平手打ちなんて、いい度胸だ!
お次は犯人組(?)。
キーファー・サザーランドは、どうしても「24」引きずってしまうので
変な感じですが、お話をちょっと、掻き回す役どころで
特別出演みたいな感じだなぁ(笑)最後も派手だし・・・
そして、イーサン・ホーク。
出てきて、すぐにこいつが犯人なんだなぁ~と
思わせる雰囲気はさすがですね。
『ダカタ』とか『テープ』なんかの、ちょっとサイコな役に
かぶってるので、役柄的には意外性はないけど
アンジーとの絡みは意外だった・・・“そこ”でかっ?!(笑)
はい、ビックリしましたね~R-15です(笑)
いやいや、だからそこでR-15という訳ではないと思いますが・・・
結構、死体がグロいからね、それがR-15の理由だよね。

この、DVDには特典でNG集がついていまして、
これが楽しい!大笑いでした。
サイコ・スリラー映画にこういうのつけていいの?って思うくらい
とぼけた(笑)NG集なのでした。

☆TBを頂きましたが、文字化けしてしまいましたので
こちらから・・・ひらりん的映画ブログさん♪
ありがとうございました。

テイキング・ライブス ディレクターズカット 特別版 [DVD]

この記事へのコメント

  • *miya*

    私もオリヴィエさんがお気に入りです。^^
    アンジーを殴ってしまうのにはちょっとびっくり
    ですが。やっぱR-15ですよね。^^;

    彼を初めて知ったのは「プロヴァンスの恋」でした。
    ステキな騎士の役です。
    「運命の女」ではセクシーでしたね。(。σσ。) ポッ♪
    2006年01月27日 20:15
  • ひらで~

    *miya* さん♪
    こんにちは。
    オリヴィエくん、好いですよね~!
    「運命の女」では、ダイアンと♪
    最後はかわいそうだったけど・・・
    「プロヴァンスの恋」は未見なので
    是非観たい!
    お相手はジュリエット・ビノシュ・・・
    これまた、期待♪
    「夜になるまえに」の彼も、
    出番は少ないけど、別の意味で
    セクシー・・・(。σσ。) ポッ♪
    2006年01月30日 08:49

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