やっと観ました。
『SONNY ソニー』 SONNY
2002年アメリカ
監督: ニコラス・ケイジ
脚本: ジョン・カーレン
音楽: クリント・マンセル
出演: ジェームズ・フランコ (ソニー・フィリップス)
ブレンダ・ブレシン (ジュエル・フィリップス)
ハリー・ディーン・スタントン (ヘンリー・ウェイド)
ミーナ・スヴァーリ (キャロル)
ジョシー・デイヴィス (グレッチェン)
ニコラス・ケイジ (アシッド・イエロー)
スコット・カーン (ジェシー)
シーモア・カッセル (アルバート)
1981年、軍を除隊し故郷ニューオリンズに帰ってきたソニー。
彼は娼館を営む母ジュエルに男娼としての教育を受け
その街では“伝説”の男娼になっていた。
ジュエルは仕事への復帰を望んでいたが、ソニーは軍隊の生活で
他の世界もあることを知り、友人を頼って堅気の生活をしようとしていた。
しかし、その世界もソニーの思い描いていたものとは違い・・・。
ニコちゃんが監督ということでも、期待して観ましたが・・・
ジェームズくん、予想以上に好いですね~♪
こういう細かい神経といいますか、繊細な役に合ってます。
今では「夜王」じゃないけど、女性を楽しませる男性も
公認(?)されていますが、80年代ですと“男娼”って特殊よね・・・
(『アメリカン・ジゴロ』がありましたね~懐かし~!)
いや~、今でも特殊か?(笑)
しかも、“伝説”がついてるのって・・・母親がその教育したって・・・
ちょっと、考えられない世界です。
でも、彼はとても大きな愛情に包まれているのですね。
彼があこがれた外界の方が彼の育った世界より
異常なんです・・・買う方の世界・・・。
ソニーはそれに気がついたのかな・・・半ば諦めにも似た感じですが、
やっぱり自分がいるべき世界はここしかないのだと
思ったのではないかと感じました。
彼に、“現代のソニー”を演じてもらいたいわ♪(こらこら!)
ニコちゃん監督、初監督作にしては大胆なものを(笑)
考えたら、彼も一般市民とは違う世界に世界に育っていたせいで
こんな題材の世界を描いたのではないかと思うのですが・・・
出演作も普通の人って少ないし(笑)
この作品にも、異常な人物で出てましたね~黄色いおじさん(笑)
下品なおじさん、上手だわ~!
でも、ニコちゃんじゃないほうが良かったんじゃないかな?
ニコちゃん登場で話が別のものに発展しそうだった(笑)
まぁ、ちゃんと人物の表情を捕らえていて
人物に感情移入しやすいように作られているあたり、好感が持てました。
でも、監督としてよりやっぱり二コちゃんは
演技者の方がいいと思うなぁ・・・。
で、いつまでも異常な人間、演じてほしい(笑)
この記事へのコメント
non
『アメリカンジゴロ』懐かしいですね~。
私もあの頃からいい男捜索隊として目を輝かせてました(笑)
ソニーの技は母が教育したって・・・
どんなことしたんだろ~??って色々妄想しちゃいましたわ(^^;)
ひらで~
早速、ありがとうございました。
今度は“いい男捜索隊”ですか(笑)
リチャード・ギア♪
いい男でしたよね~
でした・・・って(^^;)、今も!
あの頃のいい男って、
今の子とたちとは違って、
強かさとかいい意味でのずるさ、
みたいな色気がありましたね・・・
若かったから、
感じるのかなぁ(笑)