ダンナが借りてきてくれたDVDの中にあったので、観てみました。
『四月の雪』 APRIL SNOW 외출
2005年・韓国
監督: ホ・ジノ
脚本: ホ・ジノ シン・ジュンホ
音楽: チョ・ソンウ
出演: ペ・ヨンジュン(インス)
ソン・イェジン (ソヨン)
イム・サンヒョ (インスの妻・スジン)
リュ・スンス (ソヨンの夫・ギョンホ)
照明ディレクターのインスの元へ、
妻スジンの交通事故の知らせが届く。
地方にある病院で、
夫が交通事故に遭ったという女性ソヨンに出会うが、
実はお互いの伴侶が不倫関係にあり、
同じ車に乗っていて事故にあったのだった。
裏切られたという怒りと悲しみの感情が渦巻くインスとソヨンだが・・・。
言いたいことがあるなら、はっきり言え~っ!って、
思ってしまう私には、ちょっと困ってしまうお話でしたが、
こういう、言葉を交わさずただお互いを思いやるだけの時を
持つものも、いいものかもなぁ~と、思ったりもして・・・
ホ・ジノ監督作品、『八月のクリスマス』『春の日は過ぎゆく』も、
どっちかって言うと、相手の前では無口(本心を言わない)なので、
はっきり言えばいいのに、って思ったものでした。
だから、わからない所も、正直ありまして、考えちゃったりするわけです。
絵でも写真でも、何か一枚見せられて、何を語っているでしょう?
みたいな感じ・・・う~ん、難しい。。。
でも、『八月のクリスマス』は
ハン・ソッキュの無欲な笑顔にK.Oされまして好きな映画です♪
あと、背景が田舎っぽくて季節感があるところが、
ホ・ジノ監督作品の好いところだな~って感じてます。
で、『四月の雪』・・・鏡とか窓とかやたらに映ってますね。
何だろう?現実問題と間を置きたいってことなのかな?
ヨンジュンさんも、この映画で本当のファンを見極めたかったのかな(笑)
鼻たれでも、ついてくるか?っていうような雰囲気・・・
ソン・イェジンはかわいいね~、相手が不倫したわけがわからない程。
“それは はかない恋だった
どんなに舞い降りても積もることのない 四月の雪のように・・・”
綺麗な、コピーですね。でも、はかない恋だったのかは?です。
春に降る雪は確かにすぐに溶けるけど、残酷なんですよ・・・。
途中、寝そうになったけど(笑)、
あとからやんわりと効いてくる・・・奥底にある残酷さが溶け出るような、
そんな感覚を味わえる映画だったと思います。
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