当時の感想+今年を振り返っての思いをすこし・・・。
4月26日
『アビエイター』
監督: マーティン・スコセッシ
脚本: ジョン・ローガン
音楽: ハワード・ショア
出演: レオナルド・ディカプリオ (ハワード・ヒューズ )
ケイト・ブランシェット (キャサリン・ヘプバーン)
ケイト・ベッキンセール ( エヴァ・ガードナー)
アレック・ボールドウィン (ホアン・トリップ)
アラン・アルダ (オーウェン・ブリュースター上院議員)
イアン・ホルム (フィッツ教授)
アダム・スコット (ジョニー・メイヤー)
マット・ロス (グレン・オデカーク)
ジュード・ロウ (エロール・フリン)
ウィレム・デフォー (ローランド・スイート)
ハワード・ヒューズさん、恥ずかしながらお名前だけは・・・。
なので、映画を観て初めてこういう方だったのか・・・でした。
伝記映画というのは
その人のどこを切り取るかで全く印象が違うのですが、
彼に関しては相当難しかったのではないでしょうか。
レオくんも言っていましたが、20人分ぐらいの人生なんだとか!
しかも、金銭感覚は一般人には到底理解しがたいものだし、
その性格も病んでいるとなると、相当な力量が要るのでしょうね。
大金持ちの人生の光と影・・・闇ですね、ここまで来ると。
光が強ければ強いほど、影が強くなる。
映像も、この点を意識したのでしょうか?
実際の光の使い方がおもしろかったです。
女優さんなら美しく見えるために使うのでしょうが、
レオくん、あ~行っちゃってる、怖い!って・・・。
熱演も、十分伝わってきて、アカデミー賞は残念だったと思います。
でも、今の時代の雰囲気には強烈過ぎたかも・・・
まだまだ、若いんだ~がんばれ!
私的にはこのレオくん♪ヘタレ度[高]で大好きです。
さてさて、脇役。
ケイト・ブランシェットはもう成りきりで別人状態!
ケイト・ベッキンセールは初めて綺麗って思った(笑)
元気なジュード・ロウにかわいいイアン・ホルム、
えっ!もう終わり?のデフォーさん(笑)、
なんたって、アレック・ボールドウィンとアラン・アルダの
悪役(?)コンビが秀逸(^0^)/~
“いい男”的にはエンジニアのマット・ロスに着眼!
楽しみが増えたわ~(笑)
この年(2004)は伝記映画が多かったような・・・
観る側としてはある程度その人に共感できるところがないと、
面白くないというか、こういう人もいるんだなぁ~ぐらいの、
理解しかできない(笑)
で、このハワード・ヒューズさんの場合、
共感する部分が殆どないので、[明]な時はその豪快さに
凄いな~!って共感はなくても観ていていい気分になりますが、
[暗]な部分になると、どうして?と理解不能(笑)
そこに、同情とかあるといいんですが・・・
もうちょっと、明るい話だと思ってましたから
観たあと暗さが移ってしまった・・・まぁ、こちらの勝手ですね(^^;)
部分的には好いとこたくさんあるのになぁ~
伝記映画といえば、アラン・アルダで思い出しましたが、
彼のお父さんロバート・アルダ主演『アメリカ交響曲』♪
ジョージ・ガーシュウィンの伝記映画で、当たり障りない作りですが
曲も好きですし、なによりあの時代の雰囲気が好くて、大好きなんです!
注目のマット・ロスくん・・・
ジョジクルさんの『グッドナイト&グッドラック』に出てますね~♪
過去作品、観た中では『恋は邪魔者』、『ダスト』などに
出てるんですが・・・記憶に・・・ない・・・
他にも出てるのですが~(^^;)ゝ
スコセッシ監督とレオくんコンビといえば・・・
『インファナル・アフェア』のリメイク、『The Departed』ですね♪
華仔の役をマット・ディモンくん(役名はコリン)が、
偉仔の役をレオくん(役名はビリー)が・・・。
リメイクとはいえ、ぜんぜん違うものになるような気がする・・・。
2006年夏公開予定
この記事へのコメント
stoval
『The Departed』は心底楽しみですが、サム役がジャック・ニコルソンとは大物過ぎる気も。(多分)警部役のマーティン・シーンの為にハンケチを用意。ラウの同僚のアイツが(多分)マーク・ウォールバーグというのも何かデイモン同様猿系のような・・・
ひらで~
『フェイス・オフ』のFBI捜査官役?
これも、観てるのに・・・(笑)
『The Departed』には
アレック・ボールドウィンも出るとか・・・
ものすごく、濃いぃ映画になりそう。
stoval
ボールドウィン、何の役でしょうか。海に向けてゴルフボール飛ばしてた警視総監あたりかな? サムのニコルソンが金髪か気になる・・・