当時の感想+今年を振り返っての思いをすこし・・・。4月21日
『海を飛ぶ夢』 MAR ADENTRO THE SEA INSIDE
監督: アレハンドロ・アメナーバル
脚本: アレハンドロ・アメナーバル/ マテオ・ヒル
音楽: アレハンドロ・アメナーバル
出演: ハビエル・バルデム (ラモン・サンペドロ)
ベレン・ルエダ (フリア)
ロラ・ドゥエニャス (ロサ )
待ち受けるものは“尊厳死”というものにもかかわらず
どうしてコレほどまでに重苦しくなく、
さりとて軽々しいいわけでも、興味本位でもなく、描けるのか・・・
死とは対極な生を愛でいっぱいに描かれておりました。
『アザーズ』の監督が、という事にも驚きましたが、
(台詞の中に、前作を否定してる?なんて思うところがあったり)
窓が象徴的に使われていて、
コレが主人公の心を表現するのに、実に効果的!
窓といえば目・・・
なんていっても主人公を演じたハビエル・バルデムには参りました!
この方の目は素敵です。目は心の窓とはよく言ったものです。
彼の“窓”から永遠に続く海を見た気がします。
話に関して言えば・・・ただただ、切ない。
どうしようもないです。
介護する者、される者、
それぞれの思いの違いはどうしようもない。
今の状況では、このくらいしか言えないです。
ハビエルさんの出演作では『夜になるまえに』を
暫く前に観ましたが、これもまた、切ない映画でした。
・・・ジョニデにもビックリでした(笑)
映画を観る前にアカデミー賞の授賞式で彼を観たときは
濃いなぁ~ぐらいの印象でしたが(笑)
映画では別人で驚いたものです。
彼の新作はステランと一緒で~す♪
『GOYA'S GHOSTS』
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