当時の感想+今年を振り返っての思いをすこし・・・。1月17日 『ネバーランド』
21日 『オペラ座の怪人』
2月8日
『アレキサンダー』
監督・脚本: オリヴァー・ストーン
脚本: クリストファー・カイル/レータ・カログリディス
音楽: ヴァンゲリス
出演: コリン・ファレル(アレキサンダー)
アンジェリーナ・ジョリー (オリンピアス)
ヴァル・キルマー (フィリッポス)
アンソニー・ホプキンス (プトレマイオス)
ジャレッド・レト (ヘファイスティオン)
ジョナサン・リス=マイヤーズ (カッサンドロス)
ゲイリー・ストレッチ (クレイトス)
ロザリオ・ドーソン (ロクサネ)
悔しいけど、女の私には理解できない・・・
そんな思いが随所によぎった作品でした。
伝説と化している話をスケールは大きく、
セットや美術は細部にまでこだわり、
オリバー・ストーン監督ならではの戦闘シーンは
顔を背けたくなるほどの描写・・・
映像的には素晴らしい作品になっています。
ただ、悲しい事に登場人物がそれに埋もれてしまって
監督が彼らに何を言わせたかったのか、よく解らない・・・
伝説を現代に重ねあわせるのは難しいという事なのでしょうか。
例えば、オリンピアスがなぜそこまで夫を憎むのか、
立場上の理由は解るにしても、
蛇を象徴に描かれた彼女の真意が曖昧・・・
アレキサンダーとヘファイスティオンとの繋がりも、
一番の見せ場なのに、説明で終わってる感があり残念。
東征を強行した理由、父と息子の関係、
カッサンドロス・クレイトスとの繋がりも、
もう少し深く掘り下げてあったらと思う。
批判の的となっていたゲイ的なものは感じなかった・・・
それと感じるシーンはあったけれど批判されるほどの物なのか
逆に不思議なくらい・・・私的にははっきりあったほうが
ファンサービスになっていいと思うのだが(笑)
そこが、きっと女の私には理解しかねるところでもあるか?
3時間は長いとは思わないほど、映像的には魅せてはくれたが
3時間では彼らの精神世界は描ききれなかったということか。
不満が多くなってしまったけれどコリンくん、がんばってましたね~。
ヴァルさまが意外といい男になっていたので嬉しい♪
クレイトス役のゲイリー・ストレッチ♪これから注目!
あはは~、恥ずかしいほど語っちゃってますね~。
当時は勉強したの・・・ちょっとだけだけど。
思い入れが強かったのね・・・いけないね~、こういうことしちゃ(笑)
注目してたはずの、ゲイリー・ストレッチはどうした?
タイ映画『The King Maker』に名前はあるが・・・
ポルトガル人の傭兵で、
謀反より王を守る最高護衛武官のフェルナンド・デ・カマ役だそう・・・
ボクシングの元ライトミドル級世界チャンピオンだったのを見込まれて
出演したようですが・・・主役を散々痛めつけた後、
めちゃくちゃにやられてしまう、典型的な悪役西洋人かなぁ~?
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