やっと観ました『ビッグ・フィッシュ』です♪

『ビッグ・フィッシュ』BIG FISH
2003年米国
監督: ティム・バートン
原作: ダニエル・ウォレス
『ビッグフィッシュ 父と息子のものがたり』
(河出書房新社刊)
脚本: ジョン・オーガスト
音楽: ダニー・エルフマン
出演: ユアン・マクレガー (若き日のエドワード)
アルバート・フィニー (エドワード)
ビリー・クラダップ(ウィル)
ジェシカ・ラング(サンドラ)
ヘレナ・ボナム=カーター(ジェニファー/魔女 )
アリソン・ローマン(若き日のサンドラ)
スティーヴ・ブシェミ( ノザー・ウィンズロー)
ダニー・デヴィート(エーモス・キャロウェイ)
ウィル・ブルームの父エドワードは自分の人生を
お伽噺のように語り、人々から愛されていた。
子どもの時には楽しんでいたウィルではあったが、自身が
大人となるに連れ、人生はお伽噺ではないと感じるようになる。
両親と離れて暮らし、もうすぐ親となろうとしているウィルに
エドワードの余命が短いとの知らせが入り、妻と実家に帰る。
死の床にあってもホラ話のような人生を語る父の真実を知りたい
ウィルは父のお伽噺に出てくる街が実在することを知り・・・。
『チャーリーとチョコレート工場』を観た後で、
ディープ・ロイさんが出てる~♪って喜んじゃいましたが(笑)
いいお話ですね・・・
親というものは子どもにとっては実に不思議な、というか不可解な
存在だと、この映画を観て改めて思いました。
実際、自分の親に対しても未だに理解できないところがある(笑)
生まれたときから一緒にいて、ず~っと見ているはずなのに・・・
若い時の話を親戚やら、知り合い(親の友人など)から聞いた時には、
信じられないような話がゾクゾク出てくるものです。
私の父親の場合では橋の欄干からダイブして川底に頭をぶつけて
死にそうになったとかの、与太話ばかりですが(笑)
そう考えると、ウィルのお父さんのお話も楽しく聞ける訳で、
あんなものじゃない!という逸話の持ち主がいても不思議じゃない。
まして、一つの話、その場にいた人の数だけ話があるもの・・・
だったら、楽しくてみんなが幸せになる話をした方が好いなぁと。
お父さんにしても、自分の辛かったことを、そのまま話しても
自分が辛さを思い出すだけだし、辛いと感じてしまった時点で
自分がその辛さに支配されてしまったようで嫌だったのではないかと。
死に際だって、ああいう分かれ方をさせてくれたお父さんに
ウィルは感謝すべきですよね・・・。
お葬式、お伽噺の住民は等身大になって息子の前に現れますが
お父さんにとっては特別の人として、息子の心の中に
ず~っと生き続けることになるのですから、残念なことではないですね。
お葬式のシーンで『初恋のきた道』という映画を思い出しました。
あちらは、お母さんのお話・・・
人生を振り返る・・・長くなればなるほど面白い・・・と、
私の人生を語れる時は来るのでしょうか(笑)
さて、ユアンくん♪好かったですね~ゥ
一途さがたまらないですね~♪ちょっとレトロな衣装も♪♪
それから忘れちゃならないブシェミさん!
素足が可愛い(笑)平和な彼は珍しい?
映像的にも、ティム・バートンの世界を堪能できて
楽しく観ることが出来ました。
水仙のシーンは素敵です♪
ヘレナ・ボナム=カーターの魔女は似合いすぎ(笑)
魔女といえば・・・最期に私なりの解釈を・・・
お父さんは確かに魔女の目の中に自分の“死に方”を
観たのだと思います・・・息子に見取られて穏やかに逝く姿を・・・。
ビッグ・フィッシュ コレクターズ・エディション [DVD]
この記事へのコメント
moko
TBありがとうございます。
拙い文章ですけど私のほうからもTBさせて頂きます。
ひらで~
TB&コメント、ありがとうございました。
拙いなんてこと、ないですよ。
また、遊びに行きますので、
よろしくお願いします。