容疑者 室井慎次

映画ができる前は、真下くんだけ観に行けばいいかなぁ~って
思っていたのに・・・レジェンドチケットを見たらいいなぁと、つい(笑)
残りのチケット、持って行ってまいりました♪公式サイト
http://www.odoru-legend.com/

事件の回想のみんなで追っかけシーンには???!!!となりましたが、
いつも人いっぱいの(笑)「踊る~」らしくて、いいのか・・・と納得。
今回の主人公は室井さん。でも、映画から見えるものは
周りの人たち・・・
責任の押し付けあいと馴れ合いが“仕事”の警察庁と警視庁のトップたちや
お金と名声重視の大手法律事務所の弁護士たちのような・・・
いわゆる一般庶民とは一線を引いている人たちの姿。
あっちの人たちの世界には、
私ら一般庶民には考えも及ばない常識があって、びっくり!!!
この常識の認識の差が、「踊る~」の面白さの一つなんですね♪
彼らの世界で問題が起こると、生贄というか人柱というか
トカゲの尻尾きりみたいに、誰かに責任をとらせて、元通り・・・
とはいかないぞっ!とばかりに庶民代表たちががんばるのです。
そして、ちょっとだけあっちの世界の人たちの中にも
こっちの常識が分かる人たちがいて、助けてくれるのです。
それがいつもなら、室井さんなのですが、今回はなんと
新城元管理官(現・警察庁長官官房審議補佐官)と沖田管理官。
今まではしっかりあっちの世界の人だったのに・・・
なんだか「水戸黄門」みたいな展開(笑)。
して、室井さんはこの映画の中でいったいどんな働きをしたのでしょう?
人に指示を出すとか責任を取るとう役職柄、自分では動かない(動けない)ので
周りが動きまわって、自らの最期の取調べ(公開取調べ?)でも気が付けば
相手が自滅してて・・・あれっ?(^^;)ゝ
室井さんの人徳、人柄故の結末なのでしょうか?

それにしても、登場人物が相変わらず多くて、
相関図片手に観てないと分からなくなっちゃうほどですが(笑)
それぞれ、癖のある方々ばかりなのでちょっと出てきただけでも楽しいです♪
今回のお目当ては・・・
新城=筧さん、沖田=真矢さん、一倉=小木さん、池神=津嘉山さんでした。
筧さんはご自身と役との差が激しいほど好いですね♪
真矢さんは沖田さんの前回の汚名を晴らすがごとく颯爽としておりました。
小木さんはもう少し見たかったなぁ~~~~
津嘉山さんはあの“ねちっこさ”がたまらない♪
そして、忘れちゃならないスリーアミーゴス!
室井さんとの面会シーンは一番面白かったです・・・
携帯での写真撮影を神田署長が制止するところは、むしろ3人で撮った方が
彼ららしかったのでは?とも、思いましたが、さすがは署長でしたね(笑)。
ほっこりとした雰囲気で、室井さんの安心したような笑顔が好かったです。

映画は好かったのですが・・・
劇場が・・・自分も選んだ席が悪かったのですが、空調の音がうるさくて
ささやく台詞がよく聞き取れなかったりして・・・イマイチだったのが残念。

夏休みが終わり、やっと一息♪な、8月29日(月)のことでした。

「容疑者 室井慎次」 オリジナル・サウンドトラック

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「容疑者 室井慎次」
Excerpt: 今、「容疑者 室井慎次」を鑑賞した。
Weblog: 取手物語~取手より愛をこめて
Tracked: 2006-11-23 21:38