五線譜のラブレター DE-LOVELY

画像
自分の人生を死の間際に
振り返るというのは
よくあるけれど、
これほどまでに華やかに、
そして穏やかに
振り返えれるのは
コール・ポーターだからなんだと
実感♪
公式サイト
http://www.foxjapan.com/movies/delovely/top.html

彼がゲイという事はここではじめて知りましたが
それを大袈裟に扱うのではなく、あくまで
彼の個性の一つとして描いているのにも好感が持てました。
彼の話とは言うのもの、妻リンダの話でもあって
彼の曲を彼女への気持ちになぞらえて使ってあるのが
効果的で、特に死を覚悟した彼女を膝に乗せて
“So in Love"を弾き語るシーンは
二人の絆を象徴していて感動的で涙。
台詞も気が利いていて、
私的には『昼も夜も』の映画を観たあとの
二人の会話が大ウケ♪

なんたって、芸達者なケヴィン・クラインのこと、
さらりとハイソなコール・ポーターを演じていて好かった♪
そして、アシュレイ・ジャド、ジョナサン・プライス等、
舞台でも活躍している脇役陣も素敵。
・・・J・ウィルビー♪お久しぶりっ(笑)

唯、一つだけ欲を言えば、彼の人生を振り返る舞台・・・
もう少し豪華な舞台であったらなぁ。
せめて『オペラ座』ぐらい・・・笑

写真は劇中の結婚式のシーン。
アシュレイの髪飾り・・・台詞にもありましたが
ハナミズキです。
我が家の庭にもあり、街路樹にもよくありますが
こんな風に使われるのは初めて見ました。
素敵です♪


五線譜のラブレター 特別編 [DVD]

この記事へのコメント

  • stoval

    劇中劇の設定にノれなかった作品です。
    しかしながら"So in Love"が感動的だったのは全く同意です。胸がかきむしられるよう。

    ハナミズキに関しては当方花を愛でぬ野郎ですので勉強になりました。
    2005年12月06日 00:10
  • ひらで~

    stovalさん♪
    劇中劇の設定にノれなかったのは、
    やっぱり舞台が小さかったからでは(笑)

    この作品が公開された年は、なぜか
    『アビエイター』など伝記物が多くて・・・
    特色を出すには相当考えたのでしょうね。

    ハナミズキ・・・覚えましたか?
    春になったら、是非探して見てくださいね。
    2005年12月06日 09:45
  • みのり

    ひらで~さん、>せめて『オペラ座』ぐらい…は、ないんじゃないですか~?
    お家にハナミズキがあるなんて、素敵ですね。
    確かハナミズキ(ドッグウッド)は、アメリカの東海岸によくある木で、日本から桜をポトマックに贈った時、そのお返しに日本に贈られて来たのだと記憶しています。
    わたしも大好きです。
    2006年06月08日 22:21
  • ひらで~

    みのりさん♪
    『オペラ座』はこの映画を観た当時、
    映画に!舞台に!と
    観てたのでつい・・・笑
    ハナミズキにそんなお話があったとは、
    知りませんでした。
    うちにあるのは、
    いずれも市からいただいた物・・・
    白とピンクがあるのですが、
    白は上娘の小学校の入学記念なので、
    我が家でも特別の木なのです♪
    2006年06月13日 15:20

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<五線譜のラブレター DE-LOVELY> 
Excerpt: 2004年 アメリカ 126分 原題 De-Lovely 監督 アーウィン・ウィンクラー 脚本 ジェイ・コックス 撮影 トニー・ピアース=ロバーツ 音楽 コール・ポーター 出演 コール・ポーター:ケヴ..
Weblog: 楽蜻庵別館
Tracked: 2006-06-08 22:13

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Tracked: 2006-06-09 12:05